vol.01
インターネットに力を入れている管理会社の見分け方
時代はインターネットでの入居者募集に突入
いまの時代、引っ越しで部屋を探している人の殆どはインターネットを利用していることは皆さんご存知だと思います。では、実際にインターネットの利用頻度がどれほどであるか具体的な数字まではご存じでしょうか?
ある不動産動向調査企業による2014年の首都圏統計では、部屋を探している方の約80%がパソコンもしくはスマートフォンを使って物件情報を検索しているそうです。
そして、実際に不動産店舗へ訪問することになった際に訪れるお店の数は平均1.7店舗(2010年以前は平均2店舗以上)、なかには一度も不動産店舗を訪問せずに契約まで至る方が全体の12%に達しているとのことです。
インターネットを利用する傾向は年々増加にありましたが、この調査結果からも如何にインターネットによる物件告知が賃貸運営に重要であるかが分かります。
つまり、オーナー様が賃貸管理を任せる管理会社がどれくらいインターネット環境の構築に力を注いでいるかが『一日でも早く空室を解消したい』というオーナー様の希望を叶えるカギになるのではないでしょうか。
では、インターネットでは一体どのような物件告知の方法が求められているのか、大切とされる要素をいくつかご紹介します。
物件告知のコツその1「スピード」
インターネットは如何にして早く物件情報を公開できるか、それにより多くの人の目に触れる機会が生まれることからリアルタイムに物件情報を公開することが求められます。
そして物件が契約となったのであれば非公開にしなければなりません。
契約になった物件情報を公開していると『おとり広告』と見做され宅建業法よび景品表示法の違反となります。
物件告知のコツその2「正確な情報」
物件情報より正確に公開する必要があります。敷金・礼金・賃料だけではなく物件の間取り、専有面積、方角などあらゆる情報を正確に伝えることにより物件情報の信頼性を得ることになります。
当然、部屋を探している人も曖昧な情報が表示されている物件には見向きもしません。
正確な情報を公開することは入居申込を勝ち取る第一歩なのです。
物件告知のコツその3「掲載写真」
インターネットの素晴らしいところは物件を訪問しなくても掲載されている写真を見ることである程度どのような物件であるかの判断ができることです。しっかりとした写真をいくつも掲載することはとても重要です。
また、ただ写真を掲載すれば良いと言うものではなく、撮影のアングル・照度などによっても印象がガラリと変わるので撮影者のセンスが求められます。
物件告知のコツその4「専属の人員」
スピード・正確な情報・多くの写真掲載を可能にするには専属の担当者が必要です。
とてもではありませんが、仲介営業や入居管理の片手間に出来るような仕事ではない為、中堅以上の不動産管理会社ならばインターネット広告に携わる専属の部署があります。
逆手に取ると、インターネット広告に携わる専属の部署が無い不動産管理会社は淘汰される時代だと言えます。
多くの不動産管理会社は以上4つの要素を満たしつつある、もしくは取り組みを行っている最中なのではないでしょうか。
当社では一歩先を見据えてインターネットによる物件告知に取り組んでいます。
ただ、それは・・・・秘密です。